社会市民連合 http://www.shakaishimin.org/ ja Nucleus CMS v3.3 © Weblog http://backend.userland.com/rss http://www.shakaishimin.org/nucleus/nucleus2.gif 社会市民連合 http://www.shakaishimin.org/ 豊中市幹部らの人格権侵害認め、三井マリ子さん逆転勝訴 http://www.shakaishimin.org/?itemid=265 2010年03月30日法律・裁判大阪さとうしゅういちhttp://www.janjannews.jp/archives/2966624.html

 館長雇止め・バックラッシュ裁判は原告(正確には控訴人)の三井マリ子さんが大阪高裁で逆転勝訴しました。今の裁判所では「これ以上の判決はない」と担当弁護士も認める判決でした。


 今回の判決は、いわゆる「バックラッシュ勢力(判決文では「一部勢力」)の動きについて具体的にフォローした上で、豊中市の対応についても事実認定しています。
 
 普通は高裁判決は、地裁判決にテニヲハを直したくらいの感じが多いのですが、今回は、とくに「バックラッシュ勢力(判決文では「一部勢力」)」の行動をかなり追加しています。
 
 関西地方では教育問題における「ネオコン」ぶりで有名な豊中市の北川悟司市議(当時)や「行動する保守」(在特会、主権回復をめざす会)などの「バックラッシュ勢力」の行動について、「いやがらせをしたり」「市民を混乱に陥れるような」ものと認定。その結果、「2003年3月議会への男女共同参画条例の上程が阻止された」とまで、認定しました。
 
 そして北川議員と市当局の間に「三井さんの首と引き換えに条例を成立させる」という密約があったという疑いはなかったとはいえない、と認定。
 
 その上で、市の本郷文化部長(当時)と財団の山本事務局長(市幹部職員から出向)が、「三井さんに情報を隠した上、三井さんを雇止めにする事を前提として、『三井さんは辞めたがっている』などと嘘をついてまで、後継館長をリクルートし、後継候補者に新館長就任を内諾させていた」ことなどの原告側の主張をほぼ認め、三井さんに対する「人格権侵害」を認定しました。判決文は「三井さんの人格を侮辱するもので」「不法行為を構成する」と言いきりました。
 
 そして、自治体が屈すべきではない相手(判決文では「一部勢力」=バックラッシュ勢力)に屈し、三井さんに嘘をついたことを厳しく批判しました。
 
 一審判決(山田陽三裁判長)では、この点がまったくあいまいで、三井さんの訴えを棄却してしまっていました。

30日、大阪地区では、MBSの夕方のニュースで18時45分頃から放送がありました。

 館長雇止め・バックラッシュ裁判、ようやく控訴審判決
 http://www.janjannews.jp/archives/2929707.html
館長雇止め・バックラッシュ裁判5月22日結審へ-JanJanニュース
http://www.news.janjan.jp/living/0903/0903149381/1.php
館長雇止め・バックラッシュ裁判結審-JanJanニュース http://www.news.janjan.jp/living/0905/0905243941/1.php
館長雇止め・バックラッシュ裁判控訴審の口頭弁論開く-JanJanニュース
http://www.news.janjan.jp/living/0809/0809207698/1.php
館長雇止め・バックラッシュ裁判、控訴審始まる-JanJanニュース
http://www.news.janjan.jp/living/0802/0802261577/1.php
「行動する保守」活動家、公明党中野区議らに「因縁」で逮捕
http://www.janjannews.jp/archives/2966110.html


館長雇い止め、人格権侵害認める=豊中市に賠償命令-大阪高裁
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010033000904
 

大阪府豊中市が男女共同参画推進センター館長の雇用契約更新を拒否したのは違法として、元東京都議で女性政策研究家の三井マリ子さん(61)が同市などを相手取り、1200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が30日、大阪高裁であった。塩月秀平裁判長は、請求を棄却した一審判決を変更し、同市などの人格権侵害を認定、150万円の賠償を命じた。
 判決によると、三井さんは2000年、非常勤の館長に就任。1年ごとに雇用契約を更新していたが、常勤化を打ち出した市が公募で別人を選び、不合格となった三井さんは04年3月で雇い止めされた。

女性元館長雇い止めに賠償命令 大阪高裁、人格権の侵害と

http://www.daily.co.jp/society/national/2010/03/30/0002825354.shtml

 大阪府豊中市の男女共同参画推進センターの非常勤館長だった女性政策研究家の三井マリ子さん(61)が「不当に雇い止めされた」として、市などに1200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は30日、請求を棄却した一審大阪地裁判決を変更し、市側に150万円の支払いを命じた。

 判決理由で塩月秀平裁判長は「市は男女共同参画推進の象徴的存在だった三井さんを排除しようとする勢力の動きに屈した」と認めた。

 三井さんの代理人弁護士は「行政に対する暴力を認定し、それに屈した市の責任を認めた画期的な判決」としている。

 塩月裁判長は「市が三井さんを『次の館長には就かせない』との明確な意図を持ち、説明なしに非常勤体制を変えたのは三井さんの人格を侮辱している」と指摘。一連の対応が人格権の侵害に当たると判断した。

 三井さんは判決後、「全国で男女平等に向けて頑張っている女性センターの職員にとって大きな力になる」と話した。

 塩月裁判長は「三井さんの行動に反対する勢力から受けた組織的な攻撃に市が屈した」と認定。「説明せずに常勤化に動いたのは人格権の侵害」と判断した。
 判決を受け、三井さんは記者会見し「非常勤の人たちにとって判決は大きな力になる。行政はもっと真剣に男女平等に取り組むべきだ」と笑顔で話した。
 豊中市の永原武敏人権文化部長の話 大変残念。判決内容を精査し、今後の対応を検討する。(2010/03/30-18:10)
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お知らせ http://www.shakaishimin.org/?itemid=265 Tue, 30 Mar 2010 23:09:46 +0900
”春よ来い”昼食交流会 ご招待状 http://www.shakaishimin.org/?itemid=264
路上生活をされているみなさまへ
寒く厳しい冬から,もうすぐ春がやってきます。みなさんに暖かい昼食を食べていただくとともに、相談会やお楽しみ会も用意しています!     
つぎの日程で行いますので,ぜひお越しください!お金はいりません。
【共 催】 (社団)広島県社会福祉士会、野宿労働者の人権を守る広島夜回りの会、
      (社団)広島県介護福祉士会、県看護協会広島西支部、広島大学大学院保健学研究科成人
看護開発学教室、ボランティアの皆様、
【協 力】 (社福)広島市社会福祉協議会、(社福)広島県社会福祉協議会、反貧困ネットワーク広島、広島県医療ソーシャルワーカー協会、広島県精神保健福祉士協会、広島県美容業生活衛生同業組合(ビューティーイトー、Eibihair)、広島県理容生活衛生同業組合会員(カットサロンカフジ、カレン理容室、広島市北支部有志一同)、ファッションセラピーの会ヒロシマ有志一同、手品ボランティアグループ「エンドレス」、㈱ムラカミ
【日 時】 2010年3月22日(祝・月)11時~16時
【場 所】 広島市社会福祉センター2階ホール(広島市中区千田町1-9-43)
【内 容】 食事会や散髪、足湯、相談、など。詳細は裏面をごらんください
【問合せ先】 広島県社会福祉士会 広島市南区比治山本町12-2 (電話)082-254-3019 

【会場図】
市役所から
まっすぐ南へ
歩いて下さい。
消防署の向か
いです。
6階散髪  10時~12時  事前に人数把握のため要予約!
【担当: 広島県美容業生活衛生同業組合(ビューティーイトー、Eibihair)、広島県理容生活衛生同業組合会員(カットサロンカフジ、カレン理容室、広島市北支部有志一同)、ファッションセラピーの会ヒロシマ有志一同、㈱ムラカミ】
⇒理美容師さんたちがボランティアで散髪をしてくださいます。事前に何名くらいの要望があるかを把握しておきたいと思いますので、2月中に、夜回りの人たちに「散髪希望」の意思表示をしておいていただけますか?(無料ですのでご心配なく)
6階足湯  11時~ 
足を暖かい湯の中につけてみませんか?さっぱりしますよ!! 
【担当:広島県介護福祉士会】
6階衣類提供  11時~
市民の皆様から寄付された衣類等を提供します。
【担当:野宿労働者の人権を守る広島夜回りの会】
2階健康相談  11時~
血圧測定を行ったり、日ごろ気になっていることの相談に応じます
【担当:広島市医師、県看護協会広島西支部、広島大学大学院保健学研究科成人看護開発学教室】
2階生活相談  11時~
路上生活を抜け出すために、社会福祉士や、弁護士、司法書士がご相談に応じま
す。一緒に考え、行動にうつしましょう。
【担当:県社会福祉士会、反貧困ネットワーク広島】
  
2階食事会とお楽しみ会  12時30分ごろ~
  ⇒今年は食事の開始時間が12時30分ごろになります。先にほかのコーナーをご利用ください。 献立予定: カレー  豚汁
  ⇒恒例のビンゴゲームや手品、映画上映を予定しています。

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お知らせ http://www.shakaishimin.org/?itemid=264 Thu, 18 Mar 2010 18:46:13 +0900
岡山・名古屋でも助け合いの輪 http://www.shakaishimin.org/?itemid=263
 年末年始も、厳しい暮らしを強いられている方々がおられま
す。岡山でも名古屋でも、そうした方々を支える取り組みがお
こなわれています。

「岡山・野宿生活者を支える会」から広がる支え合いの輪
2010年01月01日 市民活動 岡山 さとうしゅういち

http://www.janjannews.jp/archives/2106610.html


・岡山・野宿生活者を支える会(岡山カトリック教会)炊き出


12月27日(日)から1月3日(日)まで連日。岡山市北区の
岡山カトリック教会。
16時半集合。18時ころ出発、南方公園と城下地下にて炊き
出しを実施。20時半頃終了。
連絡先 豊田さん 090-1353-3042 

・2009年から2010年 岡山市「年越派遣村」
とき:2009年12月29日(火)から2010年1月3日
(日)まで
ところ:大供公園(岡山市役所となり)
相談フリーダイヤル:0120-303-860


名古屋越冬闘争4日目・前半 無料散髪と衣類配布
2010年01月01日 市民活動 愛知 Esaman

http://www.janjannews.jp/archives/2110163.html


・スケジュール
12月28日(月) 西柳公園拠点設営。越冬突入集会(17:30-)
12月29日(火) 散髪(10:30-)、法律家による法律相談(10:00-13)
、夜回り(21:00-)
12月30日(水) 法律家による法律相談10:00-13)、街頭
情宣(12:30-)
12月31日(木) 散髪(10:30-)、夜回り(21:00-)、年越し
イベント
 1月 1日(金) もちつき大会・カラオケ大会、ノリパン
演舞、夜回り(21:00-)
 1月 2日(土) 船見寮交流会(13:00-)
 1月 3日(日) 散髪(10:30-)、街頭情宣(12:30-)、夜回
り(21:00-)
 1月 4日(月) 西柳公園拠点撤収作業
 1月 5日(火) 中村福祉にて生活保護申請(8:45-)

・物資と活動資金カンパをしてください!
注:越冬会場の西柳公園は三方が駐輪場となり、大変狭くなり
ました。そのため、布団と残材は受け付けていません。
★毛 布(不足しています!!)
★男性用冬物衣類(ジャンパー、セーター、ズボン、靴下、マ
フラー、手袋、毛糸の帽子等)
★使い捨てカイロ
★食料品(お米・お米券・みそ・醤油・砂糖・野菜・乾麺等)
【期間・届け先】
12月28日(月)~2010年1月3日(日)まで、現地の
西柳公園(オケラ公園)で受け付けます。
※郵送・宅配も期間内到着なら可能です。
住所:名古屋市中村区名駅4ー12西柳公園内 名古屋越冬実
行委員会
仮設電話:052-571-1108(12/28~1/3)
★現 金
【送金先】郵便振替口座00840-9-11541 名古屋越冬実行委員


・第35回名古屋越冬実行委員会
住所:名古屋市中村区則武2の8の13笹島労働者会館2階
問い合わせ先:笹島日雇労働組合052-451-4176 
笹島診療所(火・金9時半~12時半)052-451-45
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お知らせ http://www.shakaishimin.org/?itemid=263 Fri, 1 Jan 2010 11:39:30 +0900
◇◆ セミナー 「世界一住みやすい国ノルウェーに学ぼう!」  ◆◇ http://www.shakaishimin.org/?itemid=261
 ノルウェーは世界一住みやすい国、世界一男女格差の少ない
 国です。物事を決めるあらゆる公的な場には、40%以上の
 女性がいます。オバマ大統領を平和賞に決めた、ノーベル賞
 選考委員会の委員は女性3人、男性2人です。

 ところがそのノルウェーも60年代までは、既婚女性の10人に9人
 が家にこもって家事育児をしていました。 それが今日のような
 社会に変わったのは、女性たちの長い闘いがあったからです。

 ノルウェー民主主義の原点である普通の市民の価値観、地方
 の暮らし、選挙制度を学び、日本の未来を考えてみませんか?
 申し込みは不要です。お気軽においでください。


◇講師:三井マリ子(女性政策研究家)  
   
   「長年、ノルウェーの男女平等を調査し、本・Webで紹介し
   続けてきました。今秋もノルウェー外務省から支援を受け、
   選挙を取材してきたばかりです。国会議員の約4割が女性
   となったホットニュースを、その背景とともに映像で報告します」
   (三井さんより)


◇ 日時:2009年11月21日(土)午後1時半~4時

◇ 会場:なごやボランティア・NPOセンター 第1研修室
    地下鉄伏見駅⑥番出口から南へ徒歩5分。1階は中消防署。
    愛知県名古屋市中区栄一丁目23番13号 
伏見ライフプラザ12階 (建物南面にある入り口が便利です)
    http://www.n-vnpo.city.nagoya.jp

◇ 資料代:500円


主催:クオータ制の実現をめざす会  (代表 神永れい子。クオータ制とは
        政策決定の場に男女其々が4割以上いるようにする仕組み)
    http://www1.odn.ne.jp/quota

後援:ノルウェー王国大使館
    http://www.norway.or.jp



問合せ先:携帯090-4144-6090 (神永) 
       Eメールquota-k-reiko@hkg.odn.ne.jp

チラシ:http://www1.odn.ne.jp/quota/about_quo-ta2.html

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お知らせ http://www.shakaishimin.org/?itemid=261 Tue, 17 Nov 2009 21:33:17 +0900
納得できない!森田健作知事「不起訴」処分 http://www.shakaishimin.org/?itemid=258 さとうしゅういち2009/10/07
http://www.news.janjan.jp/government/0910/0910071302/1.php

今年3月30日執行の千葉県知事選挙で当選した森田健作知事。800人以上の県民らから、「自民党支部長でありながら、完全無所属を強調した」公選法違反と、外資系のドン・キホーテから当時の政治資金規正法では禁じられていた寄付を受け取った「政治資金規正法違反」の被疑事実で千葉地検に4月15日、告発されました。千葉地検は、選挙からちょうど半年経った9月30日、森田被疑者を不起訴処分としましたが、わたしは納得できません。(詳細は記事をご参照ください)。「森田健作氏を告発する会」が、速やかに検察審査会に不服申し立てするのは当然です。]]>
政策提言 http://www.shakaishimin.org/?itemid=258 Wed, 7 Oct 2009 19:39:08 +0900
反戦と抵抗の祭<フェスタ>09--無数の抵抗を発明する http://www.shakaishimin.org/?itemid=257
屋内企画2009年11月29日(日)10時から21時(予定)
場所:四谷ひろば(元四谷第四小学校跡地)
東京メトロ丸の内線 四谷三丁目駅下車 A2出口から徒歩5分
都営新宿線 曙橋下車 徒歩7分

http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/


http://d.hatena.ne.jp/festa_hansen/]]>
お知らせ http://www.shakaishimin.org/?itemid=257 Mon, 5 Oct 2009 08:21:17 +0900
総選挙結果についての「反貧困ネットワーク」声明 http://www.shakaishimin.org/?itemid=254

2009年8月30日
反貧困ネットワーク
代表 宇都宮健児、事務局長 湯浅誠
東京都新宿区新小川町7-7 NKBアゼリアビル202
hanhinkon.net@gmail.com



 歴史的選挙と言われた衆議院議員選挙の大勢が決した。
 私たちはまず、政権交代を歓迎する。この間、日本社会の中には貧困が拡大したが、与党・政府には貧困問題と向き合う十分な意思が欠如していたからである。労働者派遣法に象徴される数々の規制緩和や、社会保障費2200億円抑制などの「構造改革」が断行され、人々の暮らしは圧迫され続けたが、その実態は「経済成長さえ果たせば解決する問題」と放置され、さらには「自助努力が足りないだけ」と自己責任論で抑圧された。少なからぬ人々にとって、この間の状態は端的に「踏んだり蹴ったり」であり、痛みだけを一方的に押し付けられた。11年連続3万人超の自殺者、1000万人を越える年収200万円未満のワーキング・プア、派遣切り被害者、ネットカフェ難民、ホームレス、餓死者等々は、この間の政治が、人間らしい暮らしを保障するという最も基本的な任務を果たしてこれなかったことを告発している。その意味で、今回の選挙結果は、抑圧され続けた人々からの与党・政府に対する「しっぺ返し」だった。

 当然ながら、次期与党・政府には、こうした生活破壊の流れを転換し、人々の生活を再建し、守る役割が期待される。またそうでなければ、政権交代の内実はなかったことになり、肩透かしを食らった有権者は次なる審判を下すことになるだろう。
 しかし、その舵取りは容易ではない。失業率は戦後最悪の5.7%、有効求人倍率0.42倍(正社員0.24倍)という厳しい状況下で、生活の建て直しをいかに目に見える形で行うか、新政権は早々にその力量を試される。
 与党・政府に最も必要なことは、人々の暮らしの実情から目を離さないことである。民主党は、2007年参議院選挙で「国民生活第一」を掲げて大勝した。今回の総選挙では、あらゆる党が生活再建を競い合った。民主党はその中で、人々から生活を預けられたのだ。責任は重い。
 鳩山由紀夫・民主党代表は、今年6月の党首討論で、自殺や生活保護母子加算の問題を取り上げて、「一人一人が居場所を見つけられる国にしよう」と呼びかけた。一人一人が居場所を見つけられる国とは、この上なく大切なことであり、そして困難なことである。私たちは、その提言がいかに現実化していくのかを注視している。
 「郵政選挙」と言われた前回総選挙の際、大勝した自民党は「官から民へ」を掲げていた。今回、民主党も「官から民へ」を掲げて政権交代を果たした。両者が異なるのは、前者の「民」が製造業大企業等だったのに対して、後者の「民」が、2007年以降、明確に国民生活を指し示していた点である。
 「経済成長さえすれば、人々の暮らしは楽になる」――この約束は、90年代からの「雇用なき景気回復」、低下し続ける労働分配率、高騰し続ける社会保険料等々によって、事実として果たされなかった。もはや、経済成長率と暮らしの安心度数は独立した変数である。もう誰も、経済成長が十分条件であるかのような幻想には騙されない。
 では、民主党の約束(マニフェスト)はどうか。ただでさえ厳しい世界経済状況の中、いかにして暮らしの建て直しを果たすのか。私たちは、それをもっとも目に見える形で示せるのが貧困問題への取組だと考えている。

 OECDは、日本の貧困率を14.9%と発表している。実に7人に1人以上が貧困状態にある。多くの人々にそこまでの実感がないのは、日本で「貧困」といえば、依然としてアフリカ難民キャンプのような飢餓状態が想像されているからだ。そして、それと背中合わせの関係に立っていたのが「一億総中流」幻想だった。貧困ラインが飢餓状態に固着していたため、そこまでではない自分は「中流」だと、少なからぬ人々が自らを慰めた。この背景には、敗戦後の焼け野原から復興し、高度経済成長を遂げた「上昇気流」がある。「いずれよくなる」。現時点では厳しくても、多くの人たちがそう思えた。
 しかし、時代は変わり、欧米に対して「追いつけ追い越せ」だった日本は、今や新興国に追われる立場にあり、少子高齢化の中、人口減少社会に入った。かつてのような高度経済成長が再び訪れることはないし、「一億総中流」幻想はすでに過去のものだ。年収300万円未満世帯は、この10年で370万世帯増加している。低成長時代にも人々の暮らしを確保する、智恵のある政治が求められている。中間層だけを想定した政策は、もはや機能しない。
 OECDの貧困率は相対的貧困率であり、それは一言でいえば、生活に追いまくられて余裕のない状態、社会生活で引け目を感じる状態である(平成20年国民生活基礎調査結果に当てはめると、平均世帯人数2.7人で年収224万円以下)。日々の食事はなんとかなっていても、修学旅行に行けない、必要な教材をそろえられない子どもたち、また、職場で仲間として受け入れられず、病気をしても生活のために仕事を休めない労働者たち、地域で不幸があっても香典を包めない、子や孫にお年玉をあげられない高齢者たち、気兼ねなく外を出歩けない障害者たちなど、この社会の中に安心できる「居場所」を見出せない人たちである。
 この人たちが生活に追いまくれられる状況から脱し、「一息つけて未来を描ける」生活状態を確保すること、学校・職場・社会からの孤立状態を解消すること、賃金や所得保障によって所得を増やすとともに、再分配や支え合いによって支出を減らすこと、それが鳩山代表の言う「友愛」社会の実現ということだろう。OECD貧困率の政府としての公認、最低生活基準(憲法25条)による貧困率の測定、それに基づく貧困率削減目標の定立と、教育・住宅・労働・医療・年金・介護等々にまたがる総合的な対策。それが、厳しい経済情勢の中でも人々の暮らしを支えようとする政府のあるべき姿勢を示し、自分たちも「すべり台」社会を転落してしまうのではないかという人々の将来不安を取り除く。「国民生活第一」を掲げて政権交代を果たした与党の拠って立つ基盤は、ここにこそある。貧困問題は、来たる政権の存立根拠と基盤を補強する課題に他ならない。

 私たちは、次期政権の動向を注視している。私たちが次期政権の応援団となれるような、批判勢力とならずにすむような、ビジョンの提出と諸政策の実施を期待する。

以上
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政策提言 http://www.shakaishimin.org/?itemid=254 Wed, 2 Sep 2009 08:25:11 +0900
【政策実績評価】麻生政権を「改革後退」と批判する朝日新聞の高い「小泉度」 http://www.shakaishimin.org/?itemid=248
参照:新しい日本をつくる国民会議 21世紀臨調オフィシャルホームページ

「政権運営実績」と「政策実績」をそれぞれ、100点満点で評価しました。与党に関して言えば、マニフェストではなく、むしろ「実績」で評価すべきだと、わたしは考えています。政権を実際に運営した実績がひどい政党が、いまいくらいいマニフェストを掲げても信用できないからです。

さて、その結果は、報道されているとおり、厳しいものとなりました。連合の20点を最低に、PHP総研の58点まで。大学の単位取得に必要な60点に達しない「落第点」となりました。

■無責任な総理交代を指弾した各団体

もちろん、連合と経済同友会、あるいは、PHP総研などで、指向性は違います。

 大手企業経営者から構成される経済同友会は、郵政民営化や教育改革など新自由主義的な小泉・安倍政治を肯定する立場から評価するのはいたし方のないことでしょう。

連合は労働者の立場から小泉政治に厳しい評価を下す立場から、評価します。

 全国知事会は、地方自治にとってどうか、という観点から評価します。ですから、平均点などというものには余り意味がありません。

しかし、それをさておいても、共通するこの4年間の問題として参加団体の「大半が3回の首相交代で政策の継続性が失われた点などを問題視」(読売新聞)しているのです。

■「小泉マニフェスト」議員基盤では路線転換不十分

当たり前です。第一、小泉さんは2005年衆院選(いわゆる「郵政選挙」)で、圧勝しながら、2006年9月退陣。ところが、小泉後継の安倍、福田両総理が1年で政権を投げ出し、麻生現総理も、発言がぶれている、と非難ごうごうです。

なぜこんなことになってしまったのか?

この4年間の政権基盤である自民党議員は、小泉さんが2005年9月11日の郵政選挙で掲げたネオリベラルないし、ネオコンマニフェストで選ばれた議員です。

ところが、格差・貧困の拡大で、その路線が通用しなくなってしまったのです。当然、政策転換が必要です。2009年1月28日の施政方針演説で「官から民へ」という小泉路線を放棄する事を宣言したのは当然です。

 議員=政権基盤と麻生さんがすべきことの間に、齟齬が生じたのです。

 麻生さんも、郵政民営化を見直したいのに、小泉的な議員が党内で強いために、思い切った見直しができませんでした。景気対策も金持ち・大手企業優遇の域を脱していません。小泉路線の転換は不十分なのです。その上、予算規模もショボいものがあります。その結果、何度も補正予算をあたふたと組むといういわば、悪しき「戦力の逐次投入」になりました。

麻生政権の景気対策 断ち切れない「小泉政治」

■チャンス逸した自民党への糾弾は当然

 わたしが思うには、小泉政治の矛盾が噴出した段階、たとえば2007年参院選で自民党が惨敗したあたりが、自民党にとり、路線転換のチャンスだった、と思います。その上で、自民党がネオコン路線からの脱却をしたい旨、盛り込んだマニフェストを掲げ、解散総選挙を福田総理ないし麻生総理が早めに実施すればよかったのです。

それをできなかった安倍さんや、福田さん。そして、最後になってようやく決断がついた麻生さん。彼らが各団体から厳しい評価を受けるのは、「身から出たさび」であり、当然です。

■中国、読売は「中立的」な「麻生批判」

 問題は、各新聞の「麻生批判」の仕方です。今回の出来事の8月3日付の一面の見出しが興味深い、とわたしは感じています。

 朝日新聞、読売新聞、そして地元広島を本社としている中国新聞を比較してみましょう。

 まず、我らが地元の 中国新聞は「政策実績「平均46点」 政権に厳しい評価」の見出しです。

 読売新聞は、「政権に厳しい評価」「首相交代3度、問題視」という見出しです。そして、2面で「構造改革 転換を批判」「財政出動 説明不足」などと補足記事を出しています。

 記事を読ませていただければ、「小泉内閣の構造改革路線が、その後の内閣でなし崩し的に転換されたとする点への批判が集中した」とあり、「説明責任が果たされていない」ことを批判する各団体の見解を紹介しています。
麻生さんの出身団体の青年会議所の「国民に信を問わずに変更されるマニフェストの検証は不可能」などとしています。

なお、青年会議所は、小泉路線には批判的です。

あっぱれ青年会議所の経済復興プラン

そうした団体からも批判の声が上がるのはわかります。

■突出する朝日新聞の「親小泉」姿勢

 ところが、朝日新聞は「自公4年「改革後退」 公約変遷に批判」という見出しを一面に掲げています。

 そして、「総選挙を前に(中略)・・・4年間で首相が3回交代し、自民党が前回マニフェストで掲げた政策を説明なく修正していることに批判が集中。「小泉改革」の後退だとして厳しい意見が相次いだ。」と続けています。

 この書き方だと、多くの団体が、「麻生さんたちは小泉改革を後退させたから駄目なんだ」と言っているようにも読めます。

 でも、冷静に見れば、連合などは、小泉改革の中身そのものを批判する前提です。連合が言うとおり、「社会保障の昨日を弱体化させた」のは明らかです。麻生さんも最近になってようやく、事実上、社会保障の2200億円削減を凍結したのですから。「脱小泉」が遅れた事を批判しています。

 知事会も、地方交付税の削減傾向に歯止めがかかった事を評価しています。すなわち、地方交付税削減=小泉改革です。それに歯止めを掛けている麻生さんを評価しています。

 連合と知事会の見解にはおおむねわたしも賛成です。

 そして、朝日新聞の 「「小泉改革の後退だ」として厳しい意見が相次いだ」という書き方には納得できません。

 わたしはプロ野球・読売ジャイアンツは大嫌いです。しかし、その親会社の読売新聞は、朝日新聞よりましに見えてしまいます。朝日新聞の「親小泉」的姿勢はちょっと異常です。

■あべこべな「小泉的立場からの麻生批判」

 麻生さんを「小泉サイド」から批判的に見ている朝日新聞。その本音が、記事の書き方、見出しのつけ方にも表れたと見るべきでしょう。そのようなモノの見方で今の国民生活の窮状が打開できるとは思えません。

 自民党がもはや命運尽きかかっているのは確かです。しかし、「反自公なら何でも良い」とは思いません。

 麻生さんの求心力低下に便乗した「小泉寄り」からの麻生批判に対しては警戒しなければならないと思います。

このような朝日新聞に乗せられず、あくまで、庶民は「庶民からの麻生批判」をしていくべきです。「麻生さんは思い切った脱小泉が出来ないから問題だ」と言い切りましょう。]]>
政策提言 http://www.shakaishimin.org/?itemid=248 Mon, 3 Aug 2009 21:13:37 +0900
市民社会フォーラム「反貧困・非戦のロスジェネ西日本ツアー」団体・個人賛同のお願い http://www.shakaishimin.org/?itemid=247 市民社会フォーラム
「反貧困・非戦のロスジェネ西日本ツアー」
団体・個人賛同のお願い

市民社会フォーラム
HP http://sites.google.com/site/civilesocoietyforum/
ブログ http://civilesocietyforum.com/
メール civilesocietyforum@gmail.com

 社会学習ネットワーク「市民社会フォーラム」は、9月19日(土)~23日(水・祝)の5連休に、西日本6カ所(名古屋・大阪・神戸・京都・広島・福岡)で、『ロスジェネ』編集委員の増山麗奈さんをコーディネーターに、それぞれの地元で様々な分野で活動されているロスジェネ世代のリーダーをお招きして、トークと交流を行います。
 5日間6会場の企画をすべてを成功させるには、さまざまな団体・個人との協力が不可欠ですので、1口1000円以上の賛同金を募集いたします。
 賛同金をいただける団体・個人は、掲載可否を確認したうえで、宣伝物や当日資料などに掲載させていただきます。ご賛同いただけますなら、1)氏名、2)連絡先、3)口数、4)公表の可否、を市民社会フォーラム(civilesoceietyforum@gmail.com)
までお寄せください。お支払方法などをご返信させていただきます。 また各企画には、ロスジェネ世代(20代後半~30代)のアクティビストのPR・トークタイムを数分設けますので、ご希望の方はぜひ事前申込み(civilesoceietyforum@gmail.com)
ください。

■開催趣旨
 1990年代からの「就職超氷河期」に社会に送り出された、20代後半から30代の「ロストジェネレーション」(奪われた世代)は、格差と貧困や雇用不安を拡大させる「構造改革」の中、「自己責任」を負わされています。そして、昨年の「秋葉原事件」に象徴されるように、ロスジェネ世代には閉塞感が蔓延し、マスメディアではネガティブな描かれ方がされています。
 しかし他方で、格差社会に立ち向かい、より良き社会を実現するために労働生存運動、反戦平和運動、環境運動、芸術活動などで、ロスジェネ世代のアクティビストが全国各地で活躍されています。
 今回のツアーでは、『ロスジェネ』編集委員・「桃色ゲリラ」の増山麗奈さんをコーディネーターに、西日本6カ所(名古屋・大阪・神戸・京都・広島・福岡)で、それぞれの地元で様々な分野で活動されているロスジェネ世代のリーダーをお招きして、トークと交流を行います。

■スケジュール案
・全企画には、増山さんからパフォーマンスの映像上映していただきます。
・各地域で地元のロスジェネ・アクティビストの出演募集し、一人3分程度のPRの時
間を持ちます。
・当日の参加費は500円で統一します。(飲食代別途)
・テーマ、出演者などは変更する場合があります。

★神戸会場  9/19(土)13:30~16:30(13:00開場)
会 場 神戸まちづくり会館ホール(定員90人)
http://www.kobe-toshi-seibi.or.jp/matisen/4kuukan/kaikan.htm
    神戸市中央区元町通4丁目2番14号(元町商店街4丁目西端の南側角)
地下鉄海岸線「みなと元町駅」西1出口から北へ1分
神戸高速 「花隈駅」東口から南へ3分、「西元町」東口から東へ5分
JR・阪神 「元町駅」西口から西へ8分   電話078-361-4523
・テーマ 「ロスジェネ世代における女性の貧困・労働問題」
・ゲスト 清末愛砂さん(島根大学講師)
・地元のロスジェネ・アクティビストの出演募集
※増山さん、清末さんで「女性の貧困・労働問題」についてトークいただきます。

★京都会場  9/19(土)19:00~21:30(18:30 開場)
会場 かぜのね(定員40人)
http://www.kazenone.org/modules/contents/index.php?content_id=3
住所:〒606-8204 京都市左京区田中下柳町7-2 電話:075-721-4522
出町柳駅(京阪・叡電)徒歩1分
・テーマ 「ロスジェネ世代のユニオン活動」
・ゲスト ユニオンエクスタシー http://extasy07.exblog.jp/
ビデオ上映 『みんなの詩』 監督・小寺美紀さんも出演予定
・地元のロスジェネ・アクティビストの出演募集
※京都大学臨時職員の首切りに反対する「ユニオンエクスタシー」をお招きし、ロス
ジェネ世代が創造するユニオン活動の魅力についてトーク。

★大阪会場  9/20(日)14:00~17:00(13:30開場)
会 場 伊藤塾大阪梅田校(定員70人)
    http://www.itojuku.co.jp/20sch_umeda/map/255.html
    530-0012 大阪市北区芝田2-7-18 オーエックス梅田ビル新館5階
    JR大阪駅より徒歩5分、阪急梅田駅より徒歩3分 
・テーマ 「核廃絶は可能だ Yes We Can!」
・ゲスト 清末愛砂さん(島根大学講師、NO NUKES青年ネット共同代表)
ビデオ上映 『みんなの詩』 監督・小寺美紀さんも出演予定
共 催 NO NUKES青年ネット http://blogs.yahoo.co.jp/nonukesseinen/
・地元のロスジェネ・アクティビストの出演募集
※オバマ米国大統領が「核兵器のない世界を」と訴えるなど、核兵器廃絶の絶好のチャンスに、未来を切り開くロスジェネ世代には何ができるか?「桃色ゲリラ」の増山麗奈さんに、反核平和運動の既存概念を脱構築するパフォーマンスを紹介いただき、日本と世界の貧困と戦争について、国際問題に詳しい清末愛砂さんとトーク。

★名古屋会場  9/21(月・祝)午後 
会 場 未定   定員60人規模
テーマ 「生きさせろ! 労働生存権と平和的生存権」 (仮)
・ゲスト 川口創さん(自衛隊イラク派兵差止訴訟の会・弁護士)
・ビデオ上映 『みんなの詩』 監督・小寺美紀さんも出演予定
・地元のロスジェネ・アクティビストの出演募集
※憲法25条「生存権」と、自衛隊イラク派兵差し止め訴訟で具体的権利としてかちとった「平和的生存権」は道結びつくか。求職の果てに自衛隊入隊する若者も増えている現状は、「生きさせろ!」と叫ぶ「労働生存運動」と反戦平和運動との連携を必要としていないか?「自衛隊イラク派兵差止訴訟の会」の事務局長として、歴史的判決を勝ち取ったロスジェネ世代の弁護士・川口創さんに語っていただきます。

★広島会場  9/22(火・祝)19:00~21:00  
会 場 BAR Swallowtail本通店
広島市中区本通4-1  電話082-577-3270
    http://r.tabelog.com/hiroshima/A3401/A340101/34007068/

2ドリンク制(1000円で2杯+参加費500円)
定員25人
テーマ 「平和と反貧困―ロスジェネが考える新しい広島」
・ゲスト さとうしゅういちさん(広島瀬戸内新聞)
・地元のロスジェネ・アクティビストの出演募集
※増山麗奈さんに反核・反貧困のパフォーマンスを紹介いただき、さとうしゅういちさんら広島のアクティヴィストとの交流し、若者が生き生きとするにはどういう地域づくりをしていくかを考えます。

★福岡会場  9/23(水・祝)午後 
会 場 未定 ¥
テーマ 「職業としてのアクティビスト」(仮)
ゲスト 足立力也さん(コスタリカ研究者) 
・地元のロスジェネ・アクティビストの出演募集
※コスタリカ研究者の足立さんと、「桃色ゲリラ」の増山麗奈さんに、それぞれの活
動の話題提供をされながら、「平和産業」をどうつくっていくかをフリートーク。


◆各企画ともお申し込みなしでどなたでもご参加いただけますが、人数把握のために
事前にメール civilesocietyforum@gmail.comまで、お申し込み・お問い合わせいた
だければ助かります。

 上記と同じお願い文のPDFは、
http://sites.google.com/site/civilesocietyforum/Home/shiryou/losgenetour.pdf?attredirects=0]]>
お知らせ http://www.shakaishimin.org/?itemid=247 Sun, 26 Jul 2009 23:02:52 +0900
「大勝民主」を甘やかしてはいけない http://www.shakaishimin.org/?itemid=243 民主党、政権獲ってもココが心配
http://www.news.janjan.jp/government/0907/0907157082/1.php

自民党は小泉総理が退陣して以降は、1年ごとに総裁を取り替えていますが、総理交代のたびに、苦境は深まる一方です。最近では、大型地方選挙に6連敗し「東国原擁立劇」など、せこい手を使っていますが、却ってブーイングを浴びる始末です。

そうした中、油断は禁物なのですが、そうはいっても自民党政権崩壊の可能性が強まっています。

そうした中で、政権が近づいて油断しているとは思いたくないが、「民主党腰砕け」の兆候が見えています。民主党をここ数年支持してきた立場から、苦言を呈したいと思います。

<民主>一転「給油継続」 特措法期限まで 米国に配慮
http://www.excite.co.jp/News/politics/20090717/20090717M10.142.html

このようなニュースも入っています。民主党は当面、この期間中は給油活動を続け、「アフガニスタン本土での人道復興支援などを含めた全体的な戦略を米国と本格的に協議する方針」で、月末に正式発表する衆院選マニフェストでも、昨年10月の原案にあった「給油延長反対」は盛り込まないということです。

2009/07/15
【次の内閣】政策の具体化に向け戦い始めるとき 直嶋政調会長が挨拶

http://www.dpj.or.jp/news/?num=16548

これから、さまざまな項目が修正されたりしていくことでしょう。国民にとって良い方向で修正されればいいのですが、アメリカや大手企業にだけ都合が良いような自民党政治の方向へ戻っていく危険も正直、感じます。

民主党は、自民党との違いをはっきりさせ出した2006年の小沢代表就任以降、得票や議席を伸ばしだしました。

■実は危ない「ライバル低迷」状況

今、都議選で圧勝し、そのことで少々、浮かれている面が党幹部や議員の中にもあるのではないでしょうか?

もちろん、アメリカの圧力もあるでしょう。しかし、自分たちを支持してくれた国民のことも考えれば、簡単に引き下がれる話ではないはずです。裏を返せば支持してくれた国民のことを忘れだしているのではないか、と思うのです。

「アメリカに追従しても、あるいは財界に譲歩しても国民は民主党を見放さないだろう。自民党はもっとひどいんだから・・。」

こういう危うい潜在心理が働きやすい状況にあるとわたしは思います。

考えてみると、中曽根内閣や小泉内閣も、国民が選挙で圧倒的に支持してしまったために、結局は格差や貧困を拡大するような政策を加速できた、といえます。

「手放し支持」ほど危険なものはないのです。

今回は「アフガン給油」問題での「譲歩」ですが、これを有権者が十分問いたださなければ、今後はたとえば社会保障や税制の問題で大手企業やお金持ちに譲歩する危険があります。

現在のところ、鳩山代表は「消費税増税は今は議論さえすべきではない」と断言しておられます。しかし、「増税を掲げても国民は離れない」と思ってしまえばどうでしょうか?

今はそうはいっても、大手企業優遇の租税特別措置の整理・縮小など、自民党とそれなりの違いを見せている民主党です。自民・民主は一緒、と決め付けることは出来ませんし、共産党でも今は、政策で一致するところは協力する態度です。

しかし、調子に乗らせすぎるとどうなるかわかりません。以前のように消費税増税重視に走りかねません。

あの日本社会党が、消費税反対で参院選に圧勝しながら、政権に入ったとたん、増税したことは忘れてはいけません。

■圧勝しすぎて調子に乗る議員も

自民党が余りにも体たらくである。さりとて、共産党なども都議選では議席を減らしている。
しかし、それが民主党を調子に乗らせています。

民主党は、若者や女性の候補者を大勢擁立し躍進しています。

そのことは、今まで政治から阻害されてきた人を参画させることにつながりすばらしいことです。ただ、政治的経験が浅い人の場合、庶民感覚が自民党の世襲議員よりは格段にあるのですが、政治的な訓練が十分でないために、すぐ調子に乗ったりしてしまう場合も残念ながらあります。

お話しすると支障があるので申し上げませんが、わたし自身も苦い経験があります。

 「民主党で当選したとたん、急にえらそうになって、手のひらを返したような態度を取った議員がいる」という苦情を党外の友人から頂いたこともあります。

■「民主党の取りすぎ」感じる人が「救い」

もちろん、救いはあります。今回の都議選後、複数の友人から「あんたのところ(民主党)票を取りすぎや。もったいない」という意見を頂きました。

都議選では、民主党候補が大量に票を取ったのは良いが、その一割でも共産党に流れていれば、自民党を落選させられた選挙区がたくさんあります。文京区、中野区、新宿区、江戸川区、練馬区などです。

もちろん、有権者側も「まさか民主党がこんなに取るとは思わない」で、民主党に票を集中させたわけで、
責められません。

しかし、衆院選では、この反省から、少し、比例区では、共産党、社民党、国民新党、新党日本などへ、票を分散させる人も出てくると感じています。それでいいとおもいます。小選挙区は民主党に票を集中させるとしても、比例区まで民主党が圧勝してしまうと「心のそこから民主党が支持されている」と勘違いしてしまう議員も出かねませんから。

■政治家は国民の「部下」だ

もちろん、選挙での投票だけではありません。政治家に対して、有権者がどんどんものを言っていくことです。

政権が自民党から民主党に変わることで、それなりに有権者に耳を傾ける政権にはなるとは思います。地方議員に民主系が増えることでいわゆる「オール与党」が崩壊しつつあるのもいいことです。

しかし、有権者側自体がモノを言わなければいけません。何党であろうが、有権者の声を意識しないで済むようになったら暴走が始まります。
自民党の暴走もひとつは、公明党という絶対何があっても票を入れてくれる便利なものを手に入れてしまったせいもあるでしょう。

アフガニスタン問題にしても、きちんとモノを言っていくべきです。税制、労働、社会保障などについてもしかりです。

政治家や政党の講演会などに出向くだけでなく、有権者側が、政治家を呼び出して意見を言うような場もどんどんつくっていきたいものです。そうして政治家を「訓練」していくのです。

あくまで、政治家は、公務員で、我々国民が任免権を持つのです。政治家の「上司」として「放任」した結果、何がおきても結局は国民の責任です。

人権を守るための「不断の努力」は国民の義務なのです。
]]>
政策提言 http://www.shakaishimin.org/?itemid=243 Fri, 17 Jul 2009 20:31:43 +0900